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About
信州産ソルガムについて
ソルガムは、「モロコシ」「タカキビ」「コーリャン」などとも呼ばれているイネ科の穀物。原産地はアフリカで、日本には遅くとも平安時代には伝来したといわれています。
子実を穀物として、また粉末は小麦粉の代わりになり、さまざまな食品に加工が可能です。信州では昔から米の代用でお餅にして食べられていました。
信州の清冽な水や澄んだ空気、肥沃な土壌など、大地の恵みをたっぷりと浴びながら、栽培中無農薬で育てられています。
肉や小麦粉の代用となり、誰もがおいしく食べられる
ソルガムは、英語で「ミートミレット」と呼ばれるように、実の状態で茹でて加熱すると、挽き肉のような弾力のある食感になります。そのため、ビーガンやベジタリアンなどの菜食主義の方にとって肉の代用となります。
またグルテンフリーのため、粉末は小麦粉の代用として粉もの料理やお菓子に使用したり、とろみづけとして使用したりと、さまざまな食品に利用可能です。
アレルギー特定原材料28品目も含まないため、どなたでも安心して食べられる体にやさしい食材です。
スーパーフード・ソルガムの特徴
1.アレルゲンフリー
食品表示法で定められている28品目のアレルゲン物質を含まない
2.グルテンフリー
小麦・大麦・ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種「グルテン」を含まないため、ダイエットや美容に効果的
3.GABAが豊富
リラックス、安眠効果、中性脂肪・コレステロールを抑える、血圧を下げる、肝臓・腎臓の働きを流す
4.ポリフェノールが豊富
抗酸化作用でアンチ・エイジングに効果的
5.整腸作用
食物繊維、オリゴ糖、デキストリンを含み、難消化性のため、腸内環境を多角的に整える作用がある
ソルガムによる地域循環モデル構築
長野県長野市には、多くの中山間地があり、地域を担う人口の減少から耕作放棄地が増え続けています。市内農地の22.9%にあたる1425ヘクタールが耕作放棄地で、その67.6%が中山間地域に存在します(2015年世界農林業センサス)。
こうした地域課題を解決するため、長野市と信州大学が平成25年度から共同で調査研究事業に取り組んでいます。
ソルガムの子実は食物に、茎葉はキノコの培地に、使用後の培地はメタン発酵によるエネルギーにするなど、ソルガムを多段階で余すことなく利用することで、人・産業・エネルギーなどの創成や農地・農業の保全を担う多角的な地域自立型循環モデルの構築を目指しています。
出典/国立大学法人 信州大学
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